家や土地を買うときに必要な登記とは?

家や土地を買うときは、不動産登記が必要です。
それってどんな登記なの?というご質問をいただきますので、必要な登記の種類をご紹介します。
例えば、名義変更の登記、住宅ローンの登記、住所変更の登記などいくつかの登記が必要な場合がありますので、分かりやすく書いていきたいと思います。
買主の登記
不動産の買主さんに必要な登記は、主に2つあります。
①名義変更(売主さんから買主さんへの名義変更)
②住宅ローンの担保設定(住宅ローンによっては不動産担保設定無しの場合もあり)
ご新築の場合は、土地のご購入のタイミングによって異なりますが、
①土地の所有者の住所変更(先に土地を購入していた場合)
②所有権の保存(建物を所有者の名義にします)
③住宅ローンの担保設定
の3つが主な登記になります。
必要な登記が2つの場合も3つの場合も、通常ですと、全部合わせて1回で申請します。
必要な書類は、不動産屋さんや住宅メーカーさん、金融機関さんがそれぞれ必要な書類と、登記に必要な書類とで異なります。住民票や印鑑証明書など、一部で同じ種類の書類が必要になる場合がありますが、登記に必要な書類の場合には、取得した日からの有効期限や記載内容(本籍地・マイナンバーなど)に有り・無しの細かな指定のある場合があるので、お気をつけください。
売主の登記
売主さんは、名義変更の登記について、買主さんと共同して申請する必要があります。
また、名義変更のほかに、お引越しされている場合には原則、住所変更の登記が必要です。
売主さんに必要な登記は主に3つになります。
①不動産の所有者の住所変更(売主さんがお引越しされている場合)
②担保権の抹消(ローンを組んでいらっしゃった場合)
③名義変更(売主さんと買主さんで共同して申請します)
売主さんの登記も、通常は買主さんの登記と全部合わせて1回で申請する場合が多いです。
必要な書類は、住民票、印鑑証明書、権利証、解除証書、などですが、ケースによって異なります。
当事務所は、売主さん、買主さん、不動産会社さん、金融機関さんなど、お取引関係の皆様と連携をとって、スムーズに登記手続きをいたします。
不動産のご購入、ご売却のときは、ぜひ、ひふみリーガルオフィスにご相談ください。皆様のお取引がスムーズに進むよう、細やかにサポートし、迅速・丁寧に対応いたします。ご相談は無料です。お気軽にご連絡くださいね。